日焼け止めは製造年月日から3年以内なら、顔に使用しても問題ありません。
ただし、未開封にかぎり!
開封した2年前の日焼け止めは捨てましょう。
使用期限が記載されているものは、そちらの期限を参考にしてくださいね。
日焼け止めの使用期限は商品によって違う
日焼け止めには使用期限が記載されているものと、されていないものがあります。
海外のものだと、開封後何か月かを記載しているものが多いです。
画像のラロッシュポゼの日焼け止めは「12M」だから1年以内。
Mは、month(月)の略です。
また、日本のブランドでも、無添加化粧品やオーガニックブランドは、使用期限を記載しているものが多いですよ。
使用期限の記載のないものは製造年月日から3年以内
ボトルタイプの日焼け止めは、裏に製造年月日などが記載されていることが多いです。
上の画像は無印の日焼け止めジェル。
2021年1月7日に製造されていると推測。
こちらは花王ニベアの日焼け止め。
この番号は製造番号やロット番号だと思われます。
花王に問い合わせると詳細な製造年月日を教えてくれるみたい。
薬機法で考えると3年以内の使用がベスト!
使用期限や製造年月日が書かれていない日焼け止めは、薬機法で考えます。
“製造後3年以内で変質する化粧品を除き、使用期限を表示する必要はない”
みたいです。
開封した日焼け止めの使用期限は?
直射日光が当たる場所や、極端に高温・多湿の場所に保管していないと仮定して、半年から1年以内が使用期限の目安。
個人的感覚ではクリームタイプは1年以内、水っぽいジェルやローションは半年以内がおすすめ。
水分が多いと、どうしても雑菌が繁殖しやすくなるから。
とは言ってもクリームタイプは油分が多いので、配合しているオイル成分が酸化しやすいものだったら注意!
1年以内でも油が酸化したような香りがしたら捨てましょう。
劣化した日焼け止めの見分け方
- 水分と油分が分離していないか?
- 色・匂いは変わっていないか?
ひとつずつチェックしましょう。
水分と油分が分離していないか?
クリームタイプに多いのが、水分と油分の分離です。
手に出したときに、透明の液状のものが先に出てくることが多いですね。
クリームタイプで分離が確認できたときは、もったいないけど捨てましょう。
振ってから使う2層式タイプの日焼け止めは違いますよ。
色・匂いは変わっていないか?
これは去年の使い心地を覚えてないと厳しいのですが、実際使ってみると「なんか違う」と気づくはず!
「真っ白だったはずなのに、クリーム色になってる」
「無臭だったのに変な香りがする」
など、わずかな変化でも感じたら、変質している可能性が大!
こんな日焼け止めを顔に塗ったら大変です。
劣化していない去年の日焼け止めは体に使おう!
去年開封した日焼け止めがたっぷりと余っている場合、さすがに捨てるのはもったいない!
でも、劣化していなくても、顔や首元に使うのはおすすめしません。
使うなら腕や脚、広範囲に使うことで早く消費して新しいのを買いましょう。
腕や脚でも不安なら、手の甲や足首・足の甲など、うっかり日焼けしやすいけど比較的皮膚が強い部分で試してみて!
去年の日焼け止めで刺激を感じたら?
すぐに洗い流しましょう!
洗えないときは、ウェットティッシュや濡らしたハンカチなどでふき取って。
炎症を起こしているなら冷やし、数日はその部分に刺激を与えないように注意。
ヒリヒリ感や炎症が治まらないときは、皮膚科を受診することをおすすめします。
日焼け止めの正しい保管方法!3つのポイント
- 常温・湿度の低い場所で保管
- 使用後はフタをきちんと閉める
- チューブの口についた日焼け止めをふき取る
今年買ったばかりの日焼け止めでも、保管状態が悪ければ劣化は進みます。
正しく使って保管することで、雑菌の繁殖を抑えることができます。
ポイント1. 常温・湿度の低い場所で保管
日焼け止めは湿度が低く、温度が高すぎない場所で保管。
とくに直射日光に当たる場所は絶対避けてください。
だからといって、冷蔵庫に入れたりすると逆に分離する可能性があるためNG。
ポイント2. 使用後はフタをきちんと閉める
チューブタイプはフタ付きのボトルタイプの日焼け止めは、使った後すぐにフタを閉めてください。
開けっ放しにしておくと酸化しやすくなります。
ポイント3. チューブの口についた日焼け止めをふき取る
フタを閉める前に、チューブやボトルの口に付いた日焼け止めをふき取っておきましょう。
指や肌に触れた日焼け止めをそのままにしておくと、そこから雑菌が繁殖する可能性があります。
日焼け止めの使用期限まとめ
使用期限を過ぎていたら捨てる
使用期限がないものは製造年月日から3年以内に
売れ筋日焼け止めはその年に製造されていることが多い
開封したら1年以内に使い切ろう
去年の日焼け止めはまず劣化を確認
劣化していなくても顔・首には使わない
日焼け止めは正しく保管する
使用期限の過ぎた日焼け止めは使わないのはもちろんですが、劣化し変質した日焼け止めは期限前でも処分!
劣化していない去年の日焼け止めを使うときは、顔・首には使用せず、腕や脚などで消費してくださいね。
どんなにもったいないと思っても、顔にトラブルが出るよりはマシ。
紫外線は冬でも降り注いでいるので、一年中日焼け止めを使えば余ることなく使えますよ♪