【日焼け止め】SPF50を毎日使うと肌に負担?使い分けするポイント!

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肌断食中の日焼け止め

「SPF50の日焼け止めを毎日使うと負担になる?」

「とりあえず、SPF50の日焼け止め塗っとけば大丈夫だよね?」

実は、日焼け止めのSPFとPA値は高ければ安心!というものではありません。

記載数値の意味とシーン別の推奨数値を知れば、日焼け止め選びに迷わなくなります!

実際、私はたくさんの日焼け止めを試していて、自宅・外出・レジャーと使い分けています。

結論として日焼け止めで重要なのは塗る量と塗り直しです。自宅や日常生活ではSPFは20程度、PAは++ぐらいで十分

シミ予防のために日焼け止めを使うとしても、どうせなら肌負担は少ないほうがいいですよね?

自分の生活シーンに合わせた日焼け止めを選んで、50代も60代も透明感あふれる素肌をキープしましょう!

シミ予防には日焼け止めやUVカット化粧品が欠かせません!

SPF・PAが高ければOKではない!シーン別日焼け止めの選び方

SPF・PAが高ければ肌を守る効果は高くなりますが、かといって高いものが良いというわけではありません。

SPFが高いものは、それだけ紫外線吸収剤などが多く配合されているわけなので・・・。

肌への負担を考えると、シーンに合わせて使い分けることがおすすめです。外出予定もない雨の日に、SPF50・PA++++の日焼け止めは必要ないですよね。

F1ドライバーが着るようなレーシングスーツを着用して、ママチャリに乗るようなものです。

シーン別に合わせた日焼け止めの推奨数値

生活シーンに合わせた日焼け止めの選び方

SPFで言うと、普段の生活で使用するのであればSPF15~20で十分です。

でも、低いSPF値の日焼け止めを見つけるほうが難しいので、SPF30前後の商品を探してください。

長時間の外出や軽いスポーツでSPF30ほど、炎天下のレジャーやマリンスポーツなど紫外線をたくさん浴びる時はSPF50のものを利用するようにしましょう。

PAは4段階の「+」マークで記載されています。

日常生活で使うには+1から+2、炎天下でのレジャーや長時間の外出、マリンスポーツの時は+3か+4を選びましょう。

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多くの人が足りていない!?日焼け止めを塗る量

日焼け止めのSPFとPA値の意味を理解できたところで、一番の大問題!!

「そもそも、日焼け止めを塗る量が足りていない」

ということ。

日焼け止めの効果測定試験では「試料塗布量 2mg/cm2」が規定。つまり1平方センチメートルあたりに2mgを塗った量で測定されています。

平均的な顔の大きさで顔全体に必要量を塗るとすると、約0.8gほど!

と言われても、毎日量って塗るわけじゃないので、環境省の紫外線環境保健マニュアル2015から目安を教えますね♪

顔に使用する場合

クリーム状にでるタイプの日やけ止めは、パール粒1個分、液状にでる タイプは、1円硬貨1個分を手のひらに取る。額、鼻の上、両頬、アゴに 分けて置き、そこからまんべんなくていねいに塗り伸ばす。そのあと もう一度同じ量を重ねづける。

つまり、トータルで塗る量は、クリームタイプならパール粒2個分、ローションやゆるいジェルなどの液状のタイプは1円玉2枚分です。

半量をまず全体に塗って、同じ量を重ねづけしましょうということ!

重ねづけするときは、頬の高い位置や鼻、目の周りなど、焼けやすい部分やシミになりやすい部分を重点的に塗るのがおすすめです。

腕や脚など広範囲に使用する場合

容器から直接、直線を 描くようにつけてから、 手のひらでらせんを描くように均一にムラなく伸ばす。

腕や脚などは、とくに注意!

ジェルやローションなどは伸びがよく全身に塗りやすいので、逆に必要量塗れていない可能性が大!

よく「少量で腕全体に塗れるからコスパがいい~♪」という口コミを見かけますが、コスパよくても紫外線は防ぎきれていませんから!

腕を例えにすると、ひじから手首までで1本のラインを引くイメージで出し、それをひじから手首までの腕全体にムラなく伸ばす感じです。

腕に塗る日焼け止めの量

日焼け止めって全身にたっぷり使うと早くなくなるので、ボディ用にはプチプラがおすすめです。

2時間から3時間ごとの塗り直しが大切!

SPF数値が高いと肌を守る効果が持続すると最初に書きました。

SPF50なら、16時間も持続することになります。(16時間も日光が降り注ぐなんてどこの国?)

でも、日焼け止めには2時間から3時間ごとの塗り直しが推奨されています。

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2,3時間で塗り直しが推奨される理由

日焼け止めは汗・皮脂の分泌で少しずつ落ちますし、汗をかいて拭いたりすれば時間が経ってなくても落ちます。

紫外線散乱剤は紫外線をはね返すので、落ちてしまうと効果が発揮できません。

紫外線吸収剤は紫外線を吸収して熱エネルギーに変換しますが、化学反応で紫外線吸収剤の分子が壊れることがあります。

そのため、こまめな塗り直しが必要です。

そう考えると、炎天下のレジャーやマリンスポーツ以外は、SPF値が20から30ほどの日焼け止めで、塗り直ししやすいものを何度も重ねる方がいいという結論になりますね♪

日焼け止めに記載されているSPFとPAの意味

SPFとは?

SPFとは「Sun Protection Factor」の略で、紫外線B波を防ぐ効果を表したもの。この数値が大きくなるほど、肌を守る効果が持続する時間が長いと言うことです。

ただ、紫外線を浴びて日焼けするまでの時間は、個々の肌色や肌質に関係します。

アジア人の肌色なら平均して15分~20分ほどと言われていますので、例えばSPF20で日焼けまで20分かかる肌タイプの人なら、400分日焼けする時間を延ばせるということです。

PAとは?

PAは「Protection Grade of UVA」の略で、防御指数ともいいます。PAは肌の奥深く、真皮まで届く紫外線なので、肌のシワやたるみなどを引き起こす原因となります。

そのUVAから肌を守る効果を表しているのが、PAの横に付いている+の数。最高はPA++++までで、+が多いほど防止力が高いというわけです。

海外の日焼け止めにはPA表記がないものが多い

アルバボタニカ 日焼け止め
アメリカのブランド「アルバボタニカ」の日焼け止めもSPF数値だけ

この画像のように、アメリカのブランド「アルバボタニカ」の日焼け止めにはPA表記がありません。

ここで気をつけて見てほしいのが、45と大きっく記載されている上に見える“broad spectrum”の文字!

“broad spectrum”(広域スペクトラム)は、UVAの防御効果が認められている日焼け止めであることの証し。

海外の日焼け止めを購入るときは、必ずチェックしてくださいね。

日焼け止めのSPFとPAの意味と生活シーン別の選び方まとめ

  • SPFはUVBを防止する時間の長さ
  • PAはUVA防止力を表す
  • 日常生活ではSPFは20程度、PAは++ぐらいで十分
  • SPF・PAも大事だが塗る量が足りないと意味なし
  • クリームタイプでパール粒2個分
  • 液状タイプなら1円玉2枚分
  • 2、3時間ごとの塗り直しが大切

個人的に重要だと思うのは、塗る量と塗り直し!

自宅でほとんど紫外線を浴びずに過ごすときは昼に一度塗りなおすぐらいですが、アウトドアの時は2、3時間ごとに必ず塗りなおします。

アウトドアの時は塗りなおす前提なので、私は化粧はせず日焼け止めだけ塗って出かけます。

どうしてもメイクをしたい人は、塗りなおす手段としてパウダーかスプレーしかありません。

パウダーで実際どれほど紫外線が防止できているかわかりませんが、塗らないよりはマシ。

スプレーはムラになりやすいので注意!直接吸い込まないように、気をつけてくださいね。

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