「肌断食中のファンデ代わりにベビーパウダーを使いたいけど、毛穴が詰まるって本当?」
「ベビーパウダーって危険って聞くけど、本当に大丈夫なの?」
という疑問はありませんか?
結論から言うと、ベビーパウダーを顔に使っても大丈夫です。
ただ、ベビーパウダーにも種類があるので、自分の肌タイプから自分の肌に合ったベビーパウダーを選ぶ必要はあります。
この記事では自分の肌に合ったベビーパウダーの選び方と、ベビーパウダーが危険と言われる理由などをまとめてお伝えします
ベビーパウダーは肌に悪い?毛穴や汗腺を詰まらせるのか?
ベビーパウダーの粒子は毛穴より大きいので、毛穴や汗腺を詰まらせることはありません。
毛穴が詰まると考えられるのはベビーパウダーの粒子ではなく、有効成分として使われている酸化亜鉛が原因かもしれません。
薬用ベビーパウダーの酸化亜鉛が原因かも?
それに関してはかずのすけさんの Twitter が参考になりました。
テカリを抑える目的で【ベビーパウダー】をファンデ代わりに使うという話を聞きますが実はベビーパウダーの多くは有効成分の『酸化亜鉛』が皮膚のタンパク質と結合することで毛穴を閉塞し発汗や皮脂を抑制するメカニズム。毛穴の閉塞はニキビなどの原因になるのでニキビ肌質の方は注意が必要です☝🏻 pic.twitter.com/pe0eyGVfKz
— かずのすけ (@kazunosuke13) November 20, 2017
酸化亜鉛は肌を乾燥させやすくなるので、薬用のベビーパウダーは乾燥肌の人には向いていないかもしれませんね。
では、なぜ酸化亜鉛がベビーパウダーに配合されているのか?
酸化亜鉛には、皮膚を保護して炎症をやわらげる効果があるからなんです。
酸化亜鉛不使用のベビーパウダー2つ
酸化亜鉛が有効成分として配合されているベビーパウダーは、「薬用」の文字が入っています。
毛穴や汗腺の詰まりが気になるときは、「薬用」ではないベビーパウダーを選びましょう。
この2つのベビーパウダーは、酸化亜鉛不使用です。
ピジョンベビーパウダー(ももの葉)の主成分はコーンスターチ、ジョンソンの方はタルクです。
ベビーパウダーはやめた方がいい?危険性や発がん性について
ベビーパウダーの危険性と言われる理由のひとつが、1987年にベビーパウダーの原料であるタルクにアスベストが混ざっていたことで社会問題に発展したことです。
現在は、厚生労働省からベビーパウダーに使用するタルクにはアスベストが検出されていないことが義務付けられているので、心配することはありません
ベビーパウダーの発がん性については、北米(アメリカ・カナダ)で長年のベビーパウダー使用がガンなどの健康被害被害を原因になっていると訴訟が起こっているからです。
しかし、アメリカのジョンソンエンドジョンソンは、安全性に確固たる自信があると発表。
ただ、アメリカでの製品に対する需要が減少しているので、北米でのタルクを使用したベビーパウダーは販売を停止しています。
そして、2023年にはタルクを使用したベビーパウダーは、全世界で販売終了させると発表。
2023年からは、現在北米で売られているベビーパウダーと同じ、トウモロコシを原料とするコーンスターチが使用されたものになります。
ベビーパウダーを使ったらクレンジングは必要・不必要?
ベビーパウダーを使っても、クレンジングで落とす必要はありません。
気になるとしても、軽く石鹸洗顔するだけで十分です。
粒子が毛穴に詰まることはないので、必要以上に気にすることはないですよ。
肌断食とベビーパウダーのまとめ
肌断食中のファンデとしてベビーパウダーを使うのは大丈夫ですが、毛穴や汗腺の詰まりが気になる人は酸化亜鉛の入っていないものを選ぶこと!
過去のアスベスト問題でタルクが気になる人は、主成分がコーンスターチのベビーパウダーを選びましょう。
酸化亜鉛もタルクも使用されていないベビーパウダーなら、ピジョンベビーパウダー(ももの葉)ですね!
ただ、ベビーパウダーはテカリを抑えてくれるけど、肌の色ムラや毛穴は隠してくれません。
私は肌の色ムラや目立つ毛穴をぼかしたいから、薄づきのミネラルファンデを使っています♪
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