化粧水はつけない！クリームだけのスキンケア 化粧水っていらないの？

「化粧水つけないでクリームだけだと乾燥しない？」

「化粧水つけない方が調子いいって聞くけど本当？」

と思っていませんか？

とは言っても、人によって肌質は違うから100％全員同じではありません。

同じではありませんが、皮膚の構造を考えると化粧水は不要です。

この記事では化粧水がいらない理由と、使う場合の肌に負担をかけない化粧水の使い方をお伝えしています。

化粧水はつけない クリームだけのガッテン塗りでOK

肌の保湿には、クリームだけ使うガッテン塗りで大丈夫です。

最初は肌の内側がつっぱる感覚があるかもしれませんが、1週間で気にならなくなるみたい。

なぜクリームだけでOKかというと、洗顔後の乾いた肌には皮脂の代わりになるものを補うだけでいいからです。

大事なのは、正常なバリア機能を邪魔しないこと。化粧品を浸透させるのではなく、バリアとなる皮脂を補強するような化粧品の使い方を意識することです。

化粧水は”肌の奥まで浸透しない”科学的理由

ただ、インナードライ肌の私は水分不足で皮脂が出ているので、クリームだけだと肌のごわつきがひどくなりました。

水分が不足している私には、水分も油分も補える乳液がすごく良かったです。

すごく肌荒れしているときも、乳液1本で乗り切りました！

そもそも医者は化粧水不要という人が多数

「肌荒れで皮膚科に行ったら、化粧水を使うのを止めて」と言われた。

という書き込みは知恵袋にも多いですよね。

肌断食で有名な、宇津木先生や山口麻子先生。

肌断食ほど厳しくないけど、シンプルスキンケアを提唱する落合博子先生や吉木伸子先生も、化粧水は不要と言っています。

多くの人が、このたった0.01～0.03ミリの死んだ細胞の表面をうるおわせるために、化粧水をせっせと使っている、ということになるわけですが、果たして意味があるでしょうか。

化粧水は”肌の奥まで浸透しない”科学的理由

化粧水が不要だという理由

化粧水がいらないというのは、ちゃんと理由があります。

角質層が乱れ肌が乾燥しやすくなるから

そもそも皮膚のバリア機能とは、水分や外部の異物を肌内部に侵入させないために存在しているんです。

それでも、長時間お風呂に入っていたら、肌はふやけてしまいますよね？

ふやけてしまった皮膚はとてももろく、すぐに傷ついてしまいます。

傷つくとバリア機能の役割を果たしていた角質層が壊れてしまい、肌内部の水分が蒸発してしまうのです。

肌のバリア機能を健康な状態でキープしておくには、なるべく濡らさないことが大切！

化粧水をたくさんつけても水分量は増えない

角質層の厚さは0.02mm、サランラップ1枚ほどの厚みしかありません。

そして角質層の水分量は約30％でOK！

肌の水分量は外気温で変動しますが、必要量以上はどんなに与えても増えません！

「肌が乾燥している！」と思って何度も化粧水を重ねたり、化粧水でヒタヒタのシートパックをしても、必要以上の水分は蒸発するだけ。

ただでさえ皮膚がふやけて弱っているときに、内側から蒸発することでさらにバリア機能を傷つけます。

角栓が増えた！くすんできた！化粧水を使うときのコツ

化粧水が肌にとって不要なことは分かったと思いますが、化粧水をやめたことによって「角栓が増えた」「くすんできた」と感じる人も・・・。

私も油分だけで保湿しているときは角栓が増えて、肌がザラザラになりました。

油分を減らして乳液にしたり、肌断食を大荒れしたり・・・。

その肌断食で大荒れしてシワが増えたことで、現在は化粧水＋ワセリンというシンプルケアに落ち着きました。

そして、化粧水を使うときには、肌に負担をかけないコツがあります。

化粧水はたっぷり使わず肌を湿らせる程度で

たっぷり化粧水を使っても、肌の水分量は増えないしバリア機能を壊すだけ！

だから、化粧水は肌表面を湿らせる程度しか使いません。

私が使っている化粧水は少量でも顔全体にのびるので、1円玉大の量で充分です。

洗顔したときだけ化粧水を足すという方法も

化粧水を使う量は1円玉大ですが、化粧水を使うのは泡洗顔したときだけです。

普段はぬるま湯洗顔か水洗顔だけなので、何もつけないか薄くワセリンだけ！

たまに泡洗顔すると肌が固くなるので、ほぐすためにも化粧師を使います。

化粧水つけない方が調子いいという声は意外に多い

スキンケアのマストアイテムと言われる化粧水ですが、実際に化粧水をつけない方が肌の調子がいいと感じている人がたくさんいます！

【化粧水塗るだけ損する】大事なことだから何度も言うね。「化粧水」はいらないよ！塗るとしっとりして潤ってる気になるよね。潤ってないよ。表面が水浸しになってるだけ。蒸発するから乾燥するし、摩擦が増えるからくすむ。毛穴も広がっちゃうの。いいことない。美肌目指すならまず化粧水辞める勇気を

— みい??美肌のプロ (@mii_mi3mi3) May 22, 2022

化粧水乳液美容液クリーム全部やめた。肌が分厚くなった。
昨日妹の家に泊まって妹の肌を見たらほっぺは赤ら顔だし皮膚が薄いのがわかる。昔同じスキンケア使ってたから比較できた。
やはりスキンケアはいらない。

— Λ🎌 (@bagelmacaron) February 24, 2022

皮膚科の先生の言う通り、お風呂上りに速攻乳液顔と全身に塗ったらほんとに乾燥しない。すごい。顔だけクリーム塗ったけど、化粧水なしでふわっふわしてる。昼間乾いてる時の化粧水はいいけど、お風呂上りの水分補給はいらないと実感。「お風呂上りは蒸発するだけだから化粧水よりまず乳液」すごい。

— ちゃむ (@tyamnyanko) November 10, 2020

化粧水はつけない クリームだけのまとめ

人間の皮膚の構造上、化粧水は必要なものではありません。

保湿をしなくてはいけないなら、洗顔で落ちた皮脂の代わりになる油分だけを補えば十分なんです。

化粧水は肌の水分量を上げるためというより、洗顔でこわばった肌を柔らかくするために使ってください。

化粧水はバシャバシャとつけなくても、肌表面を湿らす程度で十分！

化粧水をたっぷり使わないことが、健康な角質層には大事なこと。

まずは、使用する基礎化粧品の数を減らして、自分だけのシンプルケアを見つけてくださいね。