「肌断食でスキンケアを止めると肌がきれいになる」
「スキンケアしてきちんと保湿しないと肌がどんどん老化する」
結局それって、どっちが正しいの?
肌を乾燥させることは、確実に老化につながります。
でも、化粧水・美容液・クリーム・乳液、あれこれ塗っても摩擦でどんどん肌はくすみ、たるんでいくのも確か。
この記事では「肌断食と保湿どっちがいいのか」を、じっくり考えてみたことをまとめています。
【結論】一度肌断食をやってみると良い
肌断食と保湿、どっちがいいかは実際に経験してみないと分からないこと。
私の経験から語ると、回復力の高い20代や30歳そこそこなら肌断食でムチャをしてもいいけど、アラフォーなら取り返しがつかないぐらいダメージを負うことがあるよってこと!
私が肌断食したのは、スキンケアを止めて肌が蘇って、毛穴が目立たなくなりキメが整うことを期待したから。
でも、2ヶ月で挫折!
その理由は、あまりにひどい乾燥で、顔全体に小じわができたことです。
肌断食を挫折してから化粧水を使う保湿に変えましたが、あれから何年も経った今でも、あのときの肌断食で深く刻まれたシワはうっすら残っています。
ちなみにインナードライ肌、当時は38歳でした。
肌断食で肌がキレイになる人
肌断食をして数か月で、肌状態が回復する人もいます。
キメが整い透明感が出て、乾燥知らずの肌になるのです。
実際そこまで我慢できるか?という問題はありますが、乗り越えた人の中には肌がキレイになった人がいるのも事実。
この肌がキレイになった人は、キレイになるまで我慢して続けたからこその結果。
最初からトラブルあることを承知で、乗り越える覚悟ができていた人。
私みたいに軽い気持ちで実践すると、そこまでの我慢はできませんでした。
肌断食が大きなトラブルを招いてしまった人
乗り越えてキレイになった人もいれば、脂漏性皮膚炎になったり、大きなトラブルを招いた人もたくさんいます。
だから、肌が肌の調子が悪くても「きっとこれは好転反応だ」と良い方に考えてはいけません。
過去に経験していないことは、判断できるわけないんですから。
本当に肌荒れしたとき、何かおかしいと感じたときは、迷わず皮膚科に行ってくださいね。
肌断食と保湿 どっちかを選ぶよりもゆるい肌断食が一番かも
肌断食が合わなかったと言っても、たくさんの基礎化粧品を使うスキンケアに戻る必要はありません。
肌を保湿に必要なのはひとつ、多くても2つまでで十分です。
私の現在のスキンケアは、界面活性剤不使用の化粧水とほんの少しのワセリン。
夏場はワセリンもつけません。
インナードライ肌で毛穴が目立ちがちな私の肌には、油分少なめのこのケアが合っていたようです。
肌がくすみにくくなり、毛穴も以前より気にならなくなりました。
「化粧水はほとんどが水分だから、肌に塗っても意味はない」と言われますが、化粧水に配合されている保湿成分は少しでも肌表面に残ります。
自分で皮脂を出せる肌質の人は、それで十分なんではないでしょうか。
化粧水の使い過ぎはNG
ただし、化粧水をバシャバシャと何度も使う人は、確かに肌の乾燥を招きます。
化粧水の使用量は1円玉大から100円玉大で十分。
皮膚表面を柔らかくして、ちょっとしっとりさせるぐらいの気持ちで使えば、水分の蒸発による乾燥を引き起こすこともありません。
まとめ
肌断食と保湿どっちがいいかは実際に試してみるまで分かりません。
そこをはっきりとさせたいなら、まずは肌断食を試してみることです。
メイクをした日は純石鹸で洗顔、メイクをしてない日は水に近いぬるま水だけで洗顔します。
この方法で乾燥を感じなければ、あなたに保湿は必要なかったということ。
逆にどんなに洗顔時間を短くしても乾燥するなら、あなたの肌は保湿を必要としているのです。
自分の肌に必要な保湿はどんなものかは、こちらの記事を参考にしてくださいね。
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