「肌断食ですごい肌荒れしたら皮膚科でヒルドイド処方された」
でも、肌断食中にヒルドイドって使っていいの?
皮膚科で処方されたら使うべきです。
それだけひどいということ。
ヒルドイドはヘパリン類似物質を含んでいる医薬品のクリーム。
皮脂欠乏症や乾燥による肌荒れに処方され、その改善や症状を和らげてくれます。
ただ、保湿目的で使うのは間違い!
その理由を解説しますね。
肌断食中の保湿にヒルドイドを使うのは間違い
その理由は、ヒルドイドは保湿剤ではなく医薬品だから。
そもそも宇津木式肌断食なら、乾燥したときに使うのはワセリンのみ!
ワセリンを使う理由は、肌に膜を作るだけで浸透しないからでしたよね。
対して、ヒルドイドの成分「ヘパリン類似物質」は吸水性・保水性に優れ、角層に浸透して内側から水分保持してくれる成分です。
強力な乾燥肌改善作用があるのがわかりますよね。
しかし、ヒルドイドは医薬品なので、症状が改善すれば使用をやめるのが普通。
つまり、ヒルドイドが処方されるのは、保湿ではなく症状に対する治療なのです!
だから、保険適用になるわけ。
ヒルドイドの効果・効能
ヒルドイドは優れた保湿効果があるので、美容目的で使う人が増えて社会問題にもなりました。
血栓性静脈炎(痔核を含む)、血行障害に基づく疼痛と炎症性疾患(注射後の硬結並びに疼痛)、凍瘡、肥厚性瘢痕・ケロイドの治療と予防、進行性指掌角皮症、皮脂欠乏症、外傷(打撲、捻挫、挫傷)後の腫脹・血腫・腱鞘炎・筋肉痛・関節炎、筋性斜頸(乳児期)
https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00067146
上記がヒルドイドというか、ヘパリン類似物質配合の医薬品の効能です。
ヒルドイドの副作用
医薬品は効果・効能があるのはもちろんですが、反対に副作用が必ずあります。
ヒルドイドの副作用で代表的なものと言えば、発赤、潮紅などの赤ら顔。
さらに、かゆみや皮膚刺激感、発疹などが報告されています。
もちろん、使用すると必ず副作用が出るわけではないですが、こうなる可能性があるということは認識しておきましょう。
また、目に入らないように注意しないといけない塗り薬です。
ヒルドイドを使いたいならドラッグストアで買える後発品を
乾燥肌 なおそう!ヒルマイルド
— 【公式】健栄製薬 (@kenei_pharm) September 1, 2021
小容量・大容量タイプが新発売🎉
ヒルマイルドローション60g、ヒルマイルドクリーム60gのラインナップに、ローション30g、クリーム30g・100gの3商品が新しく加わります❣️
小容量はバッグに入れて外出先で
大容量は背中など、より広範囲に使いたい時に🙆♀️ pic.twitter.com/dG9rW9aSqG
ヒルドイドは医師の処方箋がないと買えないですが、ドラッグストアや薬局などで販売されている後発品なら誰でも手に入れることができます。
病院に行って診察料を払い処方箋をもらっても、3割負担でヒルドイドを処方してもらうのと同じほどの価格。
いや、病院まで行くことを考えたら、近場で買うほうが安いでしょう。
有効成分「ヘパリン類似物質」0.3%配合ならヒルドイドとほぼ同じ
第2類医薬品で販売されているヒルドイドの後発品も、有効成分のヘパリン類似物質の含有量は同じです。
ただ、その他の添加物が微妙に違っていたりするので、口コミなどをチェックして選ぶといいですよ。
肌断食のヒルドイドまとめ
- 肌断食の保湿にヒルドイドはNG
- 皮膚科で処方されたら使うべき
- 美容目的で処方してもらわない
- 後発品はドラッグストアで買える
- 診察代を考えると価格はほぼ同じ
肌断食中にヒルドイドを使わなきゃいけない状態なら、すぐに厳しい肌断食をやめること!
回復するまではヒルドイドで保湿して、良くなっても続けたいなら後発品を選びましょう。
ヘパリン類似物質の含有量は少ないけど、基礎化粧品として使いやすい医薬部外品も多くなりました。
何を選ぶにしても、自分が納得できる保湿方法を選んでくださいね。
肌をキレイにするための肌断食で、皮膚科に通うほど肌荒れしたら意味ないですから。
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